「自分を満たす」
と聞くと、なにか物を買ったり、おいしいものを食べたり、旅行に行ったりと、普段は少し我慢しているものを解放する、そんなイメージがある。
しかし、日常の中でも自分を満たすことは、もっとできるのではないか。もっと積極的に、戦略的に、自分を満たす時間を計画していくことができるのではないか。
今週は、そんな気づきについて書いていきます。
勉強会
今週、クライアント先で勉強会を開催した。営業さんに向けて、ぼくの専門である光学の知識をお伝えするものだ。実際に手を動かしてもらう時間もあり、問いかけに対して考えてもらう場面もあり、楽しんでいただけたのではないかと思う。
開催後のアンケートには「シリーズ化してほしい」「定期開催してほいい」といった声も寄せられた。うれしものである。勉強会をしている時間そのものが、ぼくにとっても楽しい時間だっし、「やってよかった」と思えるものだった。
普段はリモートワークで、基本的にひとりで仕事をしている。日常的に誰かと接することはないため、孤独とまではいかなくても、クライアント先の皆さんとは心理的な距離をすこし感じてはいる。そんななかで、楽しく勉強会を開けて、受け入れてもらえている感覚があり、役に立てているという実感もあって、自分にとって「満たされた時間」になった。
定期開催を希望する声もあったので、月1回のペースで勉強会を続けていこうと思う。ちょっと大変かもしれないが、それも含めてたのしみである。
自分の時間を自分で予約する
「自分を満たす」と聞くと、多くの場合、それはなにかを「自分のために消費する」イメージがある。旅行に行ったり、マッサージを受けたり、ちょっと奮発して美味しいものを食べに行ったり、ずっと欲しかったものを買ってみたり。お金を使って自分を労うような、非日常のような、そんなイメージがある。
しかし、日常のなかにも「自分を満たす」ものはある。生活のなかに、仕事のなかに、あるいは移動の合間にも、それは潜んでいるかもしれない。そういう自分を満たすなにかを、もっと積極的に取り入れていくことはできないだろうか。計画的に戦略的に、「自分を満たす時間」を、自分のスケジュールに予約してしまえばいいのではないか。
ぼくたちはつい、「未来のことはわからない」と思ってしまう。3ヶ月後のこと、半年後のこと、どうなっているかわからないから、計画が立てられないと思ってしまう。わからないからそのときどきで対応しようと考えてしまう。
けれど実は、未来は”いまこの瞬間”に決めることもできる。本当は自分が思っているよりも多くのことを決められるのかもしれない。そしてその決める未来は、「自分が満たされる時間」として、「誰かの役に立てる時間」として設計することだってできる。
いまがつまらなければ、未来をおもしろい時間として予約してしまえばいい。自分を満たす時間として企画してしまえばいい。つい忘れてしまいがちだけど、自分の時間は自分で予約できるのである。
計画とは、自分を満たすために立ててしまえばいいのだ。
自分満たし名人
ということで、これからは日常のなかに「自分を満たすための時間」を意識的に予約していこうと思います。目指すは「自分満たしの名人」です。未来は予想できない。だからこそ確実に自分が満たされる時間を自ら計画し、企画していく。
これは、変化の大きな現代だからこそ必要なスキルなのかなと思います。

夕方の散歩が気持ちいい季節になりました。