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【今週の気づき/226】試験を終えて

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ビジネス選択理論能力検定試験を受けてきた。

それなりにできたという感触はある。自分が学んできたものは、ある程度、答案用紙の上に表現できたとは思っている。

ただ、この試験はほとんどが筆記で自分の考えを述べる形式なので、自分が見当ハズレのことを書いた可能性もある。落ちていても不思議ではない。

でも、今回の受験で本当に得たかったのは「合格」よりも、「計画を立て、実行する」という体験だった。

この経験こそが、自分にとって一番の価値だったと思っている。

計画の難しさ

思い返せば、はじめて自分で計画を立てたのは中学生の頃だった。

中間テスト、期末テストの前に、学習計画を立てる。しかしながらこれが一向にうまくいかない。計画を立てたときには完璧に思えたものであっても、学習量が追いつかない。やがて遅れに遅れて、もう計画なんてなかったかのように、ただやみくもに勉強する日々。

「今度こそ」と次のテストに向けて計画を立てても、結果は同じ。そんなことを繰り返していたように思う。

計画とは

これは以前にも書いたことだけど、今回の試験に向けて推奨されていたのが、「テキストを7回読む」ことだった。

受験したのは、3級と2級。つまり両方のテキストを7回読む、ということになる

はじめは週ごとの計画を立てていた。「この週は3級テキストを1回読む」、「次の週は2級テキストを1回」、「その次は両方を1回ずつ」そんな感じである。

でも、やっぱりうまくいかない。すぐに遅れるのである。

そこで今回は、計画を立て直した。具体的には、「週ごと」ではなく、「日ごと」へ。なおかつ「読む時間」まで決めるようにしたのである。

3級のテキストは全部で100ページ。これを3日で読むとしたら、1日33ページ。2級のテキストは全部で160ページ。これを5日で読むとしたら、1日32ページ。

1日にどこからどこまで読むかを決めて、その区切りの場所にあらかじめ付箋を貼ってしまう。

読むのに必要な時間も計測して、1回約30分。その30分を、自分の手帳にしっかりと書き込んだのだ。

計画を立てるということは、道筋をつくるということである。

そして実行するためには、「やる時間を決める」=「予約する」ことが欠かせない。

つまり計画とは、

なにを(テキストを読む)
どのくらい(30ページ)
いつ(手帳に書いたこの時間で)
を決めることなのだ。

6月のチャレンジ

気づけば、もう6月ですね。今回の試験での学びを、自分の仕事(ビジネス)にも活かしていきたいと考えています。そこで6月は、新しいサービスをつくり、そのサービスで「受注1件」を目標にします。

もちろん、目標を立てただけでは意味がないので、それが受注できるまでの計画を立ててみました。その計画通りに動けるのか。動けたときに本当に受注できるのか。

結果はまた来月のお楽しみということで。

3級と2級の試験の合間に会場付近を散歩しました。