最近、手帳に時刻を書き込むようにしている。
これまで「計画」としての時間割を書くことはしていた。これはこれで定着しており、時間割を書くことで自分が動きやすくなっていると感じる。
そこに加えて最近は、「実績」という意味で、どの時間になにをやっているのか——つまり開始時刻と終了時刻を、その場で書き込むようにしている。
例えば、仕事のなかでも資料作りを開始した時刻や、それが終わった時刻。設計作業を開始した時刻や終了した時刻。時刻と内容をバーチカルの手帳に書き込む。
もちろんすべての時刻を書き込むことはまだできていない。特に夕方になると作業がなし崩し的になり、書き込む時刻は大雑把になりがちである。
まだまだ粒度としては粗いものの、リアルタイムに時刻を書き込むことはとてもいい感じだ。なにがいいのかというと、1日が充実するのである。
時刻を書くことが、作業スイッチのオンオフとしてとてもよく機能している。つまり、集中しやすくなるのである。
スイッチとは、マルチとシングルの切り替え
勉強でも仕事でも「スイッチが入っている状態」と言われるものがある。やる気スイッチを入れる、スイッチが入る、など。一般的には「集中している状態」を指すのだろう。
集中を調べてみると「集中とは、ある特定の対象や活動に意識や注意を向けて、他のことを意識から排除した状態のこと」とある。つまり、集中とはシングルタスクモードに入っていることである。
普段は「あれをやらなきゃな」「そういえば買い物にもいかないと」「雨が降りそうだ」などと思考は分散しがちである。この分散状態をマルチタスクモードだとすると、マルチタスクモードからシングルタスクモードに切り替わることを、人はスイッチと呼んでいるのだと思う。
集中するために
集中するのは難しい。
「あれをやらなきゃな」「そういえば買い物にもいかないと」「雨が降りそうだ」と思考は分散しがちである。
強制的に集中を生み出す方法もある。例えば、締め切りに追われ、「今日中にこれを仕上げなければならない」という危機的な状況下にあれば集中せざるを得ない。しかし、このような危機的な状況下ではストレスも多くかかる。
ストレスがないと集中できないのは健全ではない。ストレスをかけずにスイッチを入れる方法、それが時刻を手帳に書くことなのだ。
手帳に開始時刻を書き込むことはシングルタスクモードへのスイッチとなり、手帳に終了時刻を書き込むことはマルチタスクモードへのスイッチになる。
この切り替え、スイッチングが上手にできるようになると、自己コントロール感が増して充実感が出るのだ。
手帳に時刻を書くことは、集中を得るための手段としてとても効果的だと実感している。
話は変わりますが
スイッチと言えば、息子がNintendo Switch 2を切望しておりました。
抽選で当たった人しか買えないそうですね。
先日は従兄弟のお宅にお邪魔してSwitch2のマリオカートを嬉々としてやっておりました。
まさに集中、シングルタスクモードでした。

松本では「松本ぼんぼん」というお祭りの準備が進んでいます。
