自分お悩み相談

【自分お悩み相談】決められません

自分の悩みに自分で答える企画。
「自分お悩み相談」
頭の中の悪魔と天使が対話しながら答えを探していきます。

今回のお悩みは
「決められない」
果たして答えは見つかるのでしょうか。

相談内容

30代会社員(男) 自分の人生を自分で歩む。そう考えたとき、「このまま会社にいてもいいのか」と思ってしまいます。会社を飛び出して自分でビジネスをする。商品を作り、直接お客さんに喜んでもらう。そう考えるとワクワクしてきます。しかし、自分の何が役に立つのか。今、会社を辞めて生きていけるのか、全然想像がつきません。やりたい気持ちと、不安な気持ちで揺れ動いて、決断できません。どうすれば決断できるでしょうか。

頭の中…

天使
天使
はい。ということで、また質問が来てますね。
悪魔
悪魔
まあね。そんなことよりも、だいぶ久しぶりじゃない?
天使
天使
そうですね。前回が7月ですから、約6カ月ぶりですかね。
悪魔
悪魔
間空いたねー。
天使
天使
そうですね。悪魔さんはどうしてたんですか? 自粛とかしてたんですか?
悪魔
悪魔
いやいや、悪魔が自粛するわけないよね。
天使
天使
まあ、確かに。
悪魔
悪魔
ていうか、悪魔は自粛禁止されてるからね。
天使
天使
あれ? そうなんですか? 禁止とかあるんですか?
悪魔
悪魔
あるね。だって自粛している悪魔とか嫌でしょ。自粛するにしても最後だよ。全てのやつらが自粛して、俺一人だけ自粛してない。そうなったときに、やっと自粛できるのよ。
天使
天使
へえ、そんな決まりがあるんですね。知らなかったです。他にも禁止されていることはあるんですか?
悪魔
悪魔
あとは、そうだな。ガッツポーズが禁止されてる。
天使
天使
え? ガッツポーズですか?
悪魔
悪魔
なんかね、禁止されてるのよ。ほら、悪魔って人間を何かそそのかしてさ、貶めるでしょ。その貶めた相手の前でガッツポーズしちゃ、さすがにねってことらしい。
天使
天使
もう、貶めている時点でダメじゃないですか?
悪魔
悪魔
なんかまあ、あれよ。ダメ押しみたいな感じよ。さすがに相手も怒るんじゃない?ってこと。貶めてきた相手が目の前でガッツポーズしてたらさすがにキレるでしょ。人間キレたら何するかわかんないのよ。
天使
天使
そんなもんですか。よくわからないですけど。
悪魔
悪魔
そうそう。で、質問に答えなくていいの? ていうか質問なんだっけ?
天使
天使
あ、そうですね。質問ですね。なんか決められないらしいですよ。
悪魔
悪魔
あれ? そんなんだったっけ? もっと色々と書いてあった気がするんだけど。
天使
天使
まあ、大丈夫です。だいたい合ってますから。
悪魔
悪魔
そんな適当でいいの? まあ、俺は別に良いけど。
天使
天使
はい。どうですか? 決められないらしいですが。
悪魔
悪魔
そうだな。まあ、これも人間あるあるなんだけどね。まあ、今の延長線上から降りたいんだけど、降りるとどうなるかわからないってやつだよね。天使ならどう思う?
天使
天使
そうですねぇ。なんか色々と考えないといけないことが多いんでしょうね。生活もあるでしょうし、「やっていけるのか?」と思うんじゃないですかね。
悪魔
悪魔
うん、うん。まあ、そうだよね。
天使
天使
きっと考えることが多すぎるので、逆によくわからなくなってるんじゃないですかね。
悪魔
悪魔
お、良い感じだね。
天使
天使
あざす! だから、まずは考える範囲を絞ったらいいんじゃないですかね。
悪魔
悪魔
ほう。範囲を絞るとは?
天使
天使
例えば、お金だけに絞って考えるとか。生きていくのに最低限必要な金額はいくらかとか。生活レベルをどれだけ下げればいいのかとか。個別に考えていけばなんか見えてくるんじゃないですかね。
悪魔
悪魔
お~、今回はなかなかイイ線言ってるねぇ。
天使
天使
あれ? これ正解じゃないんですか? 違う答えあるんですか?
悪魔
悪魔
まあ、俺はそんなめんどくさいことやらないからね。そういうの計算するのとか嫌いなのよ。
天使
天使
悪魔ですからね。でも、悪魔がガッツポーズ禁止されているって考えるとウケますね。
悪魔
悪魔
なに、嫌み? 天使もなんか禁止されてたよ、確か。嫌み言うのとか禁止されてるんじゃない? そんなん言ってるとあとで怒られるよ。
天使
天使
え? 怒られるんですか? 誰にですか?
悪魔
悪魔
まあ、そのうちわかるよ。
天使
天使
え? 何ですか? また怖い話ですか?
悪魔
悪魔
まあ、その話は良いんだよ。結局ね、人間は死ぬってことなんだよ。
天使
天使
あれ、話飛んでないですか?
悪魔
悪魔
いや、飛んでねーよ。人間は死ぬんだよ。これはもうどうしようもないことなのよ。
天使
天使
そうですけど、どういうことですか?
悪魔
悪魔
まずさ、死ぬことから考えてみればいいんじゃない?ってこと。どうせ死ぬんだから、あまり違いなんかないんだよ。どうやって生きたって、どうせ死ぬんだから。
天使
天使
はい? なんか怖い話ですか?
悪魔
悪魔
なに? 怖い話聞きたいの? 怖い話とかじゃなくてね、決まっていることなのよ。決まっていることを言っているだけ。
天使
天使
確かにその通りですね。
悪魔
悪魔
どうせ死ぬんだから、思ったようにやればいいんじゃない? 願いの方向に行けばいいんじゃないの?って思うわけよ。行きつく先が決まってるんだから、大した違いなんてないのよ。考えすぎなんだよ。できるかどうか、やっていけるかどうかは関係ないでしょ。願いに向かえばいいだけ。
天使
天使
やけに死ぬこと強調しますね。
悪魔
悪魔
だって本当のことだし。しょうがないよね。
天使
天使
まあ、そうかもしれません。でも、願いってなんでしょうか? 夢とか目標みたいなものですか?
悪魔
悪魔
う~ん、ちょっと違うなぁ。夢とか目標って言うとわかりやすいんだけどさ、違うのよ。なんて言うか、夢とか目標って目標地点みたいな感じじゃない? 場所というか。
天使
天使
はい。たどり着くかどうかみたいな。
悪魔
悪魔
そうそう、たどり着くかどうか。そうじゃないんだよ。願いっていうのは方向みたいな。
天使
天使
ほう、方向ですか。
悪魔
悪魔
そう、方向。どの方向に行くかってこと。たどり着けるかはわからないけど、方向を決める。方向がわからなくならないように夢とか決めてもいいとは思うけどね。大事なのは方向なのよ。
天使
天使
なるほど。夢や目標が場所で、願いは方向ですか。
悪魔
悪魔
そうだね。結局、夢や目標は願いの方向の先にたまたまあるものなのよ。「プロ野球選手になりたい」という夢は野球があるから成り立つし、「YouTuberになる」という目標もYouTubeがあるから生まれる。なぜプロ野球選手になりたいのか、なぜYouTuberになりたいのか。それが願い。だから願いが先なのよ。
天使
天使
確かにそうですね。夢とか目標って環境や時代で変わりますもんね。でも、願いは環境や時代で変わらない気がします。
悪魔
悪魔
そういうこと。まずは願いに向かえばいいのよ。夢や目標がなくても願いは必ずある。その方向に歩きだしてみる。それがいいんじゃないかってこと。どうせ死ぬんだから。どうせだったら行きたい方向に行けばいいんじゃない?ってこと。
天使
天使
はい。
悪魔
悪魔
願いの方向に行ってさ、途中で死んじゃっても、それはもうしょうがなくない? でも、願いの方向に行けたじゃんって。そんなことよりも行きたい方向に向かえずにいてもさ、死は確実に近づいている。それに気付いた方が良い。
天使
天使
なるほどね。早く願いに向かった方が良いと。
悪魔
悪魔
そう。願いの方向にさえ行っていればいいんだよ。歩みの速さとかは、とりあえず些細な問題なのよ。速いときもあれば、遅いときもある。誰かが背中を押してくれることもあれば、誰かに邪魔されることもある。誰かと一緒に進めることもあれば、1人で進むこともある。そこらへんは些細なもんなのよ。
天使
天使
なんか良い話になってないですか? 悪魔は良い話は禁止されてないんですか?
悪魔
悪魔
なに? 悪魔が良い話しちゃダメなの? それとも嫉妬してるの?
天使
天使
ちょっと嫉妬しちゃったかもしれません。
悪魔
悪魔
あ、ちなみに天使は嫉妬禁止されてるからね。今、嫉妬してるって言ったよね。あとでマジで怒られるよ。ホント怖いから。
天使
天使
え? なんですかそれ。貶めたんですか?
悪魔
悪魔
はは(笑)。まあね。うまいでしょ? 貶めるの。
天使
天使
今、ガッツポーズしてないですか?
悪魔
悪魔
いや、これは右手の指で右の手のひらを触ってるだけ。
天使
天使
ズルくないですか? まだガッツポーズしてますよね。
悪魔
悪魔
いや、これはその右手の様子を見ているだけ。
天使
天使
もういいですよ。じゃあ、質問への結論はどうすればいいですか?
悪魔
悪魔
やりたいようになればいいんじゃない?ってことで。
天使
天使
まあ、悪魔の言うことですからね。貶められるかもしれませんけど。
悪魔
悪魔
だな(笑)

さて、結論が出たようですね。とりあえずは「願いの方向へ進んでみる」ということが大事かもしれません。しかし、悪魔の言うことですからね。真に受けるかどうかは自分次第というところでしょうか。

今回もお読みいただきありがとうございました。次回はどんな相談が来るのでしょう。楽しみです。

協力:折田大器