商品価値、価値創造、価値実現。
仕事をしているとこの「価値」という言葉からは逃れられません。
そもそも仕事とは価値を作ることだからしょうがないですよね。
今週は価値について、
特にコロナで生まれた新しい価値について考えてみました。
コロナで生まれた価値とは
よく言われていますが、コロナで起こった変化をあげると以下のようになりますかね。
・工場がストップして空気がきれいになった。
・会社に行かないこと、人と会わないことが社会貢献になった。
・お店を開けないとお金をもらえる。
これらをまとめると「やらないこと」が「価値」になったと言えるでしょうか。
今まで当たり前のようにやっていたことをやめる。
すると価値が生まれる。
今回生まれた価値は一時的かもしれません。
しかし、一時的にも価値を持ったことは事実です。
この新しく生まれた価値によって、僕らの価値観は確実に変化すると思っています。例えば以下のように。
・大気を汚染してまで、製造するものとは
・家でできることをわざわざ会社でやる意味とは
・自分の時間を削ってその人に会う理由とは
このように考える人が増えたかと思います。
でもこれ、実はコロナ前から感じていたことのように思います。
うっすら感じていたけど、見ないふりをしていた部分。
それらがコロナによって浮き彫りになった。
今後どう変化していくのかわからないですが、
今まで疑問や違和感を感じていたことを変えるにはチャンスなのかもしれません。
日常での変化
先日ある会社から、Zoomによるオンライン技術セミナーの案内が届きました。
これまで技術セミナーは主催する会社で受講するのが一般的でした。
しかし今後ほとんどのセミナーはオンラインになっていくでしょう。
これは長野県にあるうちの会社にとっては良いことなのかもしれませんが、同時にさみしくも思ってしまいます。
「出張はな、行き先から決めるんだよ」
と教えてくれたかつての上司の言葉。
懐かしく思う日も近いようです。
(上のセリフは飲み会での発言なので、もちろん冗談だと思います)