最近、振り返ってばかりである。
月ごとの振り返り、週ごとの振り返り、さらには毎日の振り返りをしている。一日を振り返り、明日はどう過ごすのかを考える。週を振り返り、翌週の予定を確認する。月を振り返り、来月どのように行動するのかを計画する。
我ながらここ最近は少しやりすぎかなというくらい振り返っていると思う。なぜこんなにも振り返るのか。それは振り返ることで、変化しているものを感じるからだ。
ということで今週は、「振り返りが変えるもの」についての気づきである。
現状に注目する
人生を変える。
そんな言葉がある。ともすれば曖昧な表現だ。どうすれば人生が変わったと言えるのか。どのように変えたいのか。それは人それぞれだろう。しかし、「人生を変えたい」という言葉のなかには、「何かを変えたい」「現状のままではいやだ」「いまの延長線上に自分の理想の未来はない」そういう想いが読み取れる。人生を変えたい、そう思うとき、それは「現状を変えたい」とほぼイコールの意味だろう。
しかし、きっと現状のすべてを変えたいということではない。現状のなかにも変えたいものと、変えたくないものがあるはずだ。
変えたいものが多いときには、人生を変えたいと思うのだろうし、変えたいものが少ないときには人生を変えたいとまでは思わないのだろう。
「変えたいもの」と「変えたくないもの」
いまの日常の中でも、すべてを変えたいわけではなく、「変えたいもの」と「変えたくないもの」がある。その見極めが重要なのだ。「変えたくないもの」は変えずに、「変えたいもの」だけ変えていく。「変えたいもの」を、どう変えればいいのかはわからなくても、とりあえず変えてみる。そしてそれが別の「変えたくないもの」に変化したら、それを維持するようにするし、新たな「変えたいもの」になったならまた変えてみればいい。
変えたいものを減らし、変えたくないものを増やしていく。
現状を変えるためには、きっとこの方法しかないのだ。何を変えたくて何を変えたくないのか、それらをいちいち確認する。それが振り返るということなのだ。
振り返るという前向き
人生とは日々の積み重ねである。すなわち、なにを積み重ねるかで人生は決まるとも言える。
人生を変えると言われても具体的にどうすればいいのかわからないけれど、毎日積み重ねるものであれば少しずつ変えられる。なにを変えて、なにを変えたくないのか。それらをいちいち確認して、変えたくないことは変えず、変えたいことだけ変えていけばいい。
地味で地道な作業であるけれど、振り返るということは、自分の力で人生を変えていけると信じる、前向きな行為なのだ。
今週のいちまい
恵比寿で打ち合わせをした。平日の昼間からカフェにいる人を見ると、どんな仕事をしている人なのか興味が湧くけど、自分も同じように見られているんですよね。
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