2022年も半年が過ぎた。
あっという間である。つい先日「もう6月かあ」なんて思っていたら、気づけばもう7月である。昔の人も光陰矢のごとしと言っていたくらい、月日が過ぎるのは早いと感じていたのだと思うけど、それにしても早すぎではないか。
7月になったので、あっという間に過ぎた半年を振り返ってみた。そして、大切だと感じたのは、「うまくいかないことを計画する」ことである。どういうことか。ということで、今週は「うまくいかない計画」についての気づきである。
半年の振り返り
半年を振り返ってみると本当にいろいろなことがあった。
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1月。とにかく結果が欲しくて焦っていた。ひとりではどうしようもできないと、くるみさわさんにコンサルティングをお願いした。
2月。初受注、初案件。喜びとプレッシャーを存分に感じた。
3月。企業への提案。確定申告。4月からはじめるコミュニティーのLPづくり。はじめてのことだらけで、ひとつやるのにもすごく時間がかかる。
4月。コミュニティー運営開始。企業のインナーブランディング(プレゼン資料)と、アウターブランディング(コラム執筆)を開始。必死にこなす。
5月。関西出張。企業への密着。展示会への参加。知人の会社のブランドコンサル事業に参画。自分の商品(共感アルゴリズム)のLPづくり。とにかく動いた。
6月。企業のコラムで喜んでもらえる嬉しさ。単発でのプレゼンスライドづくり。忙しさもありつつ、少し冷静さを取り戻しつつある。
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こうやって見ると、本当にいろいろとやってきている。いろいろとやっているなかで、やっぱり気になるのはお金のことだ。
うまくいかないことを計画する
お金の不安がよぎったときに見返すのが、退職後にエクセルでつくった表だ。3年後の収入を退職前の年収と同水準にする。そう目標を定め、そのための毎月の月収(粗利=売上-外注費)を計算したものだ。計算というと大袈裟だけど、2024年の9月に粗利80万円になると想定し(会社員の年収が700万円で、それを個人事業主換算すると1000万円。なので月収は80万円)、2022年の1月の月収0円から直線を引いただけの、計画とも呼べないような代物だ。
何の計画性も、何の根拠もない。けれど、退職後に軽い気持ちでつくったこのエクセル表がいまの精神安定剤になってもいる。
たとえば、月の粗利が1万円という数字(5月は期ズレがあったりしたので)を見ると不安な気持ちになるのは事実だ。月の数字だけを見てみると、この先やっていける自信なんてもてるはずもない。「ずっとこのままだったらどうしよう」という不安に襲われることはどうしたってある。
しかし、計画と粗利の推移を見てみると、そこまで悪い結果でもない。月の数字の前後を含めて、計画と比較してみても、大きく嘆くようなものではないこともわかる。ばらつきはあるものの、ほぼ「計画通り」「順調に進んでいる」と思えるものなのだ。
はじめからうまくいくなんてことはほとんどない。客観的に考えれば当たり前のことなのだけど、自分のこととなると、どうしてもうまくいくと期待してしまう。その結果、その期待と現実のギャップに打ちのめされてしまう。
だからこそ、うまくいかない時期も含めて計画するといい。うまくいかない時期を計画に盛り込むことで、短期的な結果に左右されずに、視点を長期的にしてくれる。「うまくいかないことを計画する」ことは、未来の自分に「いまが順調であること」を伝え、焦りや不安を軽減してくれる処方箋なのだ。
ひとまず線を引いてみる
事業計画をつくりましょう、と言われる所以がよくわかりました。事業計画とはつまり、「うまくいかないことを計画するもの」なんですね。ぼくがつくったエクセル表は事業計画なんて呼べないものだけど、それでも線を引いておいてよかったと思える。
「事業計画」というと気後れしてしまうけれど、あまり複雑に考えすぎずに、収入や売上を何年後にいくらにしたいのかを定め、そこに向かって直線を引くだけでも、いいと思いますよ。
うまいこといかないのだって計画どおり。すべては順調そのもの。そう思ってやっていきたいものです。
それにしても、7月ももう10日だなんて、ホントに早い!
今週のいちまい
車検に行きました。車検場の近くに、昭和の趣のある洋風の定食屋さんを見つけて昼食をとりました。14年この街に住んでいても、新しい発見はあるものですね。
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