今週の気づき PR

【今週の気づき/133】2,270円の特別感

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初めてグリーン車なるものに乗った。

今週、横浜で講演をさせていただく機会があった。講演と言ったらすこし大げさだけど、20名ほど集まったなかで、これまでの自分の経験からの学びを1時間ほど話させていただいた。その翌日の帰り、特急あずさでグリーン車に乗ったのだ。

初めてのグリーン車

講演の翌日、松本に帰る際、横浜から八王子へ行く電車の中で、特急あずさの予約をした。指定席が混んでいたのでグリーン車に乗ることにした。人生で初めてのグリーン車だ。無事に講演を終えた自分へのご褒美みたいな気持ちもあったし、もしかしたら昨日「先生」と呼ばれて気持ちが大きくなっていたこともあったかもしれない。

八王子駅では特急に乗るまでに時間があったので、車内で食べるお弁当を買うことにした。なにせ初めてのグリーン車だ。グリーン車で食べたらいつもよりお弁当もおいしく感じるはずだ。発車時刻は10時33分。到着時刻は12時37分。どうせならと2つお弁当を買った。乗った直後に食べるちょっと遅い朝食用と、降りる直前に食べるちょっと早い昼食用だ。

当然だけど、グリーン車だからといって、外の景色が変わるわけでも、列車の揺れが収まるわけでも、胃が大きくなるわけでもない。結局、ちょっと早い昼食用に買ったお弁当は食べられず、持ち帰ることにした。

グリーン車に乗る理由

人はなぜグリーン車に乗るのだろう。八王子から松本まで指定席だと5,650円。グリーン車だと7,920円。つまり、グリーン車に乗るには2,270円追加で支払う必要がある。電車を移動手段と捉えた場合、この2,270円は支払う必要のない金額である。もちろん、普通車両よりも静かであるとか、ゆったりと座れるとか、機能面でのメリットはあるだろう。

今回のぼくと同じように、普通指定席が混んでいたからグリーン車を選んだ人もいるかもしれない。でも一方で、普通指定席が混んでいようがいまいが、グリーン車を選択する人もいるだろう。そういう人はなにを求めているのだろうか。

ぼくはグリーン車に乗れる人は特別な人だと思っている節がある。会社の社長や重役、芸能人、国会議員やスポーツ選手などだ。そういう人でないと乗れないところだと、入ってはいけないところだという思い込みもある。

そして今回初めて乗ってみて感じたのは、そういう特別感だ。背筋が少し伸びるような、その場にふさわしい人物になれるような、ほんのちょっとした振る舞いにも気を使うようになる空気があると感じる。その場にいるから少し背伸びをするようになる。その背伸びが、また自分を成長させる。グリーン車のような場に身を置く事の価値は、こういう背筋を伸ばすような空気を味わうことにあるのではないか。

受け取り方

ぼくは「先生」と呼ばれると、その言葉を素直に受け取れないのだけれど、その理由は「先生」と呼ばれて気持ちが大きくなる自分を自覚しているからなのだろう。先生と呼ばれて姿勢を正すくらいになると、素直に受け取れるのかもしれないなあ。

ちなみに姿勢を正すグリーン車でも、だらけられる家でも、お弁当は変わらずにおいしかったです。


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