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【今週の気づき/089】個人事業の大変さ

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個人事業とは大変なものだ、と改めて思う。

すぐに稼げるようにはならない。そう覚悟はしていた。どうやったら稼げるのか、どうやったら自分の価値を提供できるのか。ここに悩むことになるだろう。そして稼げないことが、個人事業を続けていく上でいちばん大変な悩みどころであり、それを乗り越えさえすれば後はどうにかなると思っていた。しかし、実際に半年を過ごしてみて、稼ぐまでの大変さも当然あるのだけれど、べつの大変さがあることを実感している。それは、受注したときの大変さ、つまり稼げたときの大変さである。

仕事状況

最近は、リピートで発注してくださった企業の仕事を進めている。今回も、ぼくからの提案を受け入れていただいた形だ。

その提案とは、社長や会社の考えや価値観を「見える化」するという内容だ。正直、自分の身の丈を超えた提案な気もしている。今回発注いただいた企業を応援したい気持ちに嘘はない。その企業をもっと知ってほしいし、考え方や価値観や活動をもっと世のなかに伝えたい。そうすることで、「ぜひ仕事を発注したい」というほかの企業と出会えたり、ビジョンや価値観に共感した協力会社が現れたり、もしくはその会社で働きたいという応募がくる。そんな未来をつくる。そのために、社長や会社の考えや価値観を「見える化」する仕事を提案したのだ。

見積りの苦しさ

では、なにが大変なのか。まず第一に、見積り額を「割引」したくなるのだ。なぜなら、今回の仕事も、きっとご厚意があって発注してくださっているはずで、それが心底ありがたいと思えるから、割引したくなってしまう。

しかしそれ以上に、「本当に自分にその提案を実現できるのか?」という心の声があるのも事実だ。そんな大それたことが自分にできるのか。実現できるのか。その不安の現れから、割引したくなる。この割引したくなる気持ち(逃げ道をつくる気持ち)と、戦うのが苦しくもある。

受注後のプレッシャー

さらに、受注した喜びもつかの間、すぐにやってくるのがプレッシャーである。「ほんとうにそれができるのか?」の声がいっそう大きくなる。しかし、発注していただいた以上、そしてご厚意に報いるためにも、見積り以上の価値を提供すると覚悟を決める。割引ではなく、価格以上のものを提供して恩返しすると自分に言い聞かせている。

「できるのか?」ではなく、「やるのだ!」にする。

このプレッシャーがなかなか大きいのだ。

人生のサナギの期間

まだまだぜんぜん稼げてはいないし、ひとつの仕事を全うするのがこんなにも大変なのだという現実から、逃げ出したくなることもある。けれど、経験という意味では大きな力を得られている。

今は人生のサナギ期間。

きっといつか羽化する。根拠もなくそう信じられるかどうかが、いまを乗り越えるための鍵になるような気がしている。


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