今週の気づき PR

【今週の気づき/066】理由が生むもの

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

たぶん、テレビとかメディアの影響だと思う。

退職後、急にやることがなくなり、生活に張りがなくなる。居場所を失い、毎日をどのように過ごして良いのかわからなくなる。燃え尽き症候群のように、やる気がなくなってしまう。テレビなのか、ネットの記事なのか、はたまた漫画やドラマか。退職後は、そういう状態になるものだと、いつのまにか自分にインプットされている。

自分も無気力になる期間は訪れるだろうと、ある程度は覚悟しつつ、心配していたけれど、どうやらそれは杞憂に終わりそうだ。やることが無くなることはないし、むしろやることだらけである。それはきっと、やる理由があるからだ。やる理由があるから、やることは次々と出てくるのだ。ということで、今週は「理由が生むもの」についての気づきである。

”暇”ではない一週間

今週は、忙しくも充実した時間を過ごせた。一日の目標(ノルマ)を決め、時間割を組み、なるべく時間割通りに動く。疲れて集中力がなくなれば、気分転換に外に出てみたり、気分を変えるために、カフェやコワーキングスペースで作業してみたり。自分の作業効率を上げるには、どう動くのが最適なのか、実験しながら過ごしていた。
一体、何をしていたのか。それは、書きたいと思っていた記事の執筆、会計作業の下地作り、パソコンのデータ整理とバックアップ設定、頼まれたエクセル計算シートの作成、やることの整理、読書や考えのまとめなど。これらをやりたいものから順にやっていっていた。
お金をもらう仕事ではないけれど、わりと精力的に過ごせているし、まだまだやりたいことはたくさんある。もう少しゆっくりできるかと思っていたけど、あまりゆっくりはできなさそうだ。

「理由」が「やること」を生む

会社を辞める前には「会社を離れたら、やることが無くなるのでは」という恐れがあった。暇でなにもやることがない。そんな生活が不安でもあった。しかし、実際には、やることが尽きることはない。スキルアップ、事務作業、ビジネスを考える、自分の深掘り。お金を稼ぐための仕事以外にもやることは無限にある。暇になる心配なんてしなくてもよかったのだ。

では、なぜそんなにやることがあるのか。それはきっと、「やる理由」があるからだろう。幸い、僕には「やる理由」が十二分にある。当面は「生活を持続させるため」という理由があるし、将来的には、実現させたいこともある。だから、次々と「やること」が出てくるのだ。

きっと人間に必要なのは「やること」ではなく、「やる理由」なのだろう。理由を見出せないから、やることが見つからなくなる。反対に、やる理由さえ見つかれば、やることなんて無限に出てくる。だから、やる理由があれば「やることがない状態」を心配する必要などないし、「やること」がないという人は、本当は「やる理由」が無いのだろう。

ここで言う「理由」とは、目的のような大げさなものじゃなくてもいいのだと思う。好きだから、面白そうだから、むしろそのような好奇心を起点にした理由のほういい。会社を辞めた今、誰かが外側から理由を与えてくれるわけではない。自分の内側から「やる理由」を生み出す必要があるからだ。

やりたいことをやる

今はとにかく、やりたいことで溢れている。タスクを整理して計画的に進めたいところだけど、もう少し、このままのペースでやることを自分に許してあげようと思っている。やりたいことを、四苦八苦しながらやる経験も、後に活きてくると思うからだ。全体的に見たら非効率かもしれないけど、そこから学べることもあるだろう。

ただ、そうは言っても、最低限、睡眠と生活リズムだけは、整えていこうと思う。