「外で勉強する」
という息子のためにベランダに机を出した。ゴールデンウィークで学校から出された宿題をやっていたときのことだ。景色が変わると気持ちも変わるものだし、普段と違う環境にはワクワクを生む効果がある。どうせやるのなら少しでもたのしく、少しでもたのしそうな方法で、という考えはいいものだ。
なにをするにしても、どうやるかで気分は変わるものだ。「なにをやるか」は決めてしまえば、あるいは決まっていればひとつだけど、「どうやるか」についての選択肢はたくさんある。そこに気がつけるかどうかが人生を充実させるコツなのだろう。
なにをやるかよりも、どうやるか
ぼくはいま、迷いの中にいると言ってもいい。なにをしたら安心できるのか。なにをしたら稼げるのか。そんなことばかり考えている。そうやって、なにをやるかにばかり目が向いてしまうと、思考が受け身傾向になり、それが不安につながるのだろう。
遊んでいる子どもを見ていると、不安や後悔はないように見える。もちろん人生経験が少ない子どもだから、不安や後悔が少ないのかもしれない。でも、そんな憶測抜きに見ても、遊んでいるときはつねに「どうやろうか」を考えているように見える。きっと「どうやるか」を考えることが、不安を減らし、前向きな気持ちにさせるのだろう。
「どうやるか」が前向きを生む
「子どもは遊びの天才」なんて言われたりするのは、子どもは「どうやるか」を常に考えているからだろう。大人になると「なにをやるか」をつい考えてしまいがちだけれど、「なにをやるか」は「今」をたのしむ上であまり重要ではないのかもしれない。
「どーせやるのだから、たのしくやる」
これは前の職場で尊敬する上司がよく言っていたことだ。「なにをやるか」よりも、「どうやるのか」に目を向ける言葉だ。
なにをやるかよりも、どうやるのか。
どうやるかを考えるから前向きになる。どうやるかに「遊び」を加えるとたのしくなる。
思えばその上司は遊びが上手な人だったなあ。
今週のいちまい
ブルーベリーの苗木を買いに園芸店に行った。園芸店にはアマガエルがいて、息子はなつかしそうに捕まえていました。
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