自分の事業をつくる。
そう聞いてもどうしていいかわからない。なにから動けばいいのか見当もつかない。ずっとこんな状態だった。それが先週から今週にかけて動き回るうちに、「もしかしたら自分のやりたい事業はこれかもしれない」と思えるものが見えてきた。ということで、今週は「自分の事業のつくりかた」についての気づきである。
展示会へ参加
今週、幕張メッセで行われた「建設・測量 生産性向上展」という展示会に行った。この展示会に行く予定はなかったのだけど、月曜日に橋梁点検の課題を相談しに行った会社の社長に「それだったらこんないい展示会があるけど知ってる?」と教えていただき、急遽参加したのだ。
展示会では、「国土交通省におけるインフラメンテナンスの取組」なんていう講演もあり、まさに自分がいま知りたいことにドンピシャの内容だった。
また展示会場では、ぼくが現場で感じた橋梁点検課題の解決につながりそうな企業ともコンタクトがとれた。これも偶然だった。話のなかでぼくの思う課題の共有をして、こんなことを実現したいのですよと話をしたところ、「じゃあこんなものがありますよ」と今回は展示していないサービスを特別に紹介してくれた。そして、「こんど3社で話をしてみましょう」という展開になった。
今回の件が、この先どのような話になるのかわからないけれど、動いていると色々とつながりが生まれるし、自分が役立てそうなこともわかってくる。これはこれでおもしろい。
動くなかで見えてくるもの
自分の事業をつくりたい。
そう考えても、どう動けばいいのか、なにからはじめればいいのかわからないものだ。退職直後のぼくはまさに、この状態だった。それはきっと家で考えていたからだろう。閉じこもって考えていても、自分の事業(やりたいこと)はわからないものなのだ。
まずは誰かから求められるものに応えてみる。自分ができそうなこと、役立てそうなことをやってみる。提案をしてみる。そして、紹介されたら行ってみる。人と話をしてみる。これを繰り返すうちに、自分のやりたい事業が少しずつ、形として見えてくるのだろう。動いていくうちに、納まるところに納まっていくものなのだ。
事業とは、「自分と社会をつなぐもの」と言える。だからこそ、自分の事業をつくるためには、自分の外側にある社会に触れ、そのなかで動くことが大事なのだ。
自分の事業
さて、ちなみにいま、ぼくが思い描いている事業はこんな感じです。
「企業ブランディング」として、社長プレゼンや社長コラムの支援をして、その業界や企業の進む方向を把握しつつ、現場に密着することで、現場にある具体的な困りごとを拾い上げる。その課題を解決できそうな企業に「商品開発提案」をして、ぼくをふくめた3社で商品開発をして、商品を同じように困っている同業の企業へ販売する。
図にしてみるとすごくシンプルで心もとないけれど、ひとまずこれでやってみようと思います。これだって仮説であり、やっているうちに、動いているうちに、きっと形は変わっていくとは思うけれど、まずは動いてみないと始まらないですからね。
今週のいちまい
東京駅発車直後の中央線の景色です。都会って感じですね。
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