息子と釣りをした。
春休みの息子と静岡の堤防に釣りをしに行った。夕方のよく釣れる時間帯、いわゆる夕マズメを狙ってのことだ。
堤防に到着し、準備を始める。早く海に糸を垂らしたくて釣り竿をいじる息子と、仕掛けの準備に励む父親。はやる気持ちと、やらなければいけない目の前の作業。仕事をしていると、自分の内側にこのふたつを同時に抱えることがある。そんなときはだいたい、はやる気持ちによって目の前の作業に手がつかなくなるものだけど、今日は息子がはやる気持ち担当、目の前の作業をするのがぼくの担当だ。はやる気持ちを息子が担当してくれているぶん、ぼく担当の目の前の作業はやりやすい。役割分担は大切なのだ。
周りを見ると、堤防にはそれなりに人がいる。人はいるのだけれど、誰も釣れている様子はない。海の中を覗いてみても、魚が泳いでいる様子もない。小さい魚でも釣れればいいのだけれど、当たりもまったくない。どうやら今日は外れ日のようだ。1時間半ほど粘ったけれど、釣れる気配はまったくない。「さ、帰ろうか」と息子。「今日はボウズだったね」「釣れないのも釣りのうち」なんて話をしながら帰り支度をし始める。こういうときの切り替えは大切だ。魚のいないところにいくら糸を垂らしたところで、釣れないものは釣れないなのだ。
仕事も春休み
さて、早いものでもう4月である。そして4月のぼくの仕事も絶賛春休み中である。こればっかりはもうしょうがないし、こういうときの切り替えは大切だ。自分のサービスのパッケージや見せ方、営業先を変えながらやっていくしかない。きっと売れない時間もビジネスのうちなのだ。
「次」
「また明日、別のところに行ってみよう」と帰りの車内で息子と話す。別のところにいけば釣れるかもしれない。うまくいくときもあれば、うまくいかないときも当然ある。このときに大事なことは、たとえうまくいかなくても、「次」という気持ちなのだ。
今週のいちまい
後日ちゃんと釣れました。アジとイカは、息子が堤防で仲良くなったお兄さんからのいただきもの。釣っている人と仲良くなる、というのもひとつの手ですね。
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