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【今週の気づき/054】個性を仕事にする

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「個性的ですね」

そう言われたとき、嫌な感じはしないと思う。むしろ人と違う部分を受け入れてもらったような、そんな喜びもある。一方で、仕事において「個性的」と言われても、あまり褒められた感じはしない。こと仕事において、「個性的」は、どこか扱いにくい存在のような、集団に馴染めてないような、異質感のある言葉になる。では、仕事では個性は出さないほうが良いのだろうか。

そんなことはない、個性こそ仕事に使ったほうがいい。

と、言いたい。なぜそう思うのか。ということで今週は「個性を仕事にする」について考えてみた。

BFS体験記

今週から、僕が現在受講中の「BFS(Brand Farmers School)-小さなビジネス開業スクール-」の体験記を、安田佳生さんが運営するメディア「Reeflet」に載せてもらうことになった。自分が運営するメディア以外に、自分の書く文章が載るのは初めての体験だ。週1で自分のコラムを書きはじめてまだ1年程度。書くことは好きになりつつあるけど、書くスキルはまだまだ自信がない。不安もあるし、期待に応えたい気持ちもあるけど、肩に力を入れず、腕まくりなんかもせず、普段どおりに書ければいいかなと思っている。

安田さんには「持ち上げることなく、コラムのように体験したまま書いて欲しい」と言われている。これが嬉しかった。なぜ嬉しいのかと考えると、自分のスキルではなく、個性を必要としてくれていると感じたからだ。

スキルとは個性を表現するためのもの

仕事をする、お金を稼ぐ。そう考えると「どんなスキルならお金になるか」と、お金につながるかどうかを出発点に考えてしまう。プログラミングが稼げるとか、動画編集が熱いとか。今、何が稼げるのか、どこに需要があるのか、外側の情報を元に考えてしまいがちだ。

でも、スキルはどんなに頑張っても代替可能だ。一番にならない限り、代わりはいくらでもいる。例えば僕が今持っているもの、光学、プログラミング、CAD、エクセルといったスキルだって、僕よりもスキルのある人なんていくらでもいる。スキルで仕事をする限り、代えのきく人で終わってしまう。

では、どうすれば代えのきかない人になれるのか。それは個性で仕事をすることだ。自分はどんな人間で、何に関心があり、何を考えているのか。自分の個性を元に仕事を考える。スキルをお金に変えるのではなく、スキル使って個性を表現し、それを人の役に立てるのだ。個性を仕事にするから代えがきかなくなるし、競合がいない。そして何よりも、スキルを必要とされるより、個性を必要とされる方が何倍も嬉しい。

個性を仕事に

とは言っても、僕はまだスキル仕事をしている。個性を仕事にするために勉強中である。今、受講しているBFSは、個性をどうやってビジネスに結びつけるのか、それを学ぶ場所だ。参加メンバーも個性的な人たちばかり。僕以外の4名は以下の通り。

  • 仕事も、趣味のお好み焼きづくりも、引くほど丁寧な社長
  • 社員が反対する社長方針ほど、実現に燃える社長補佐
  • 自然と白状させちゃう鍼灸師
  • DJに狂った整体師

僕も個性的だと言われることはあるけれど、この人達に比べればまだまだだ。このスクールから、一体どんなビジネスが生まれるのか。楽しみである。

<BFS体験記>
https://brand-farmers.jp/blog/bfsdiary01/

<BFS>
https://school.brand-farmers.jp/index.html