今週の気づき PR

【今週の気づき/064】世の中と自分を繋げる

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今週は簡単に。

退職から1週間。心境の変化についての気づきである。

働く人への後ろめたさ

今週は、これまでオンラインでしか交流のなかった方々とリアルでお会いする機会がたくさんあった。岡山、神戸、名古屋と行脚し、行った先で事業見学や事業紹介、経営での苦悩や目指すところなどについて話を聞かせていただいた。

退職後すぐに用事ができたおかげで、充実した週を送ることができた。しかし、最終日の帰りに名古屋から松本へ向かう列車の車窓から外を見ていたときのこと。工事現場が目に入り、そこで働いている人達を見て、後ろめたさのような感情が湧いてくるのを感じた。今、自分が働いていていないこと、そこに対する負い目や劣等感、世の中から切り離された疎外感が混ざったものだった。

世の中と自分の繋がり

こんな感情を抱くのは初めてだ。これまでも会社で働きながら、1週間や、長いときは2週間の長期休暇を取ることはあった。だが、そのときには他の働いている人を見ても、自分が休んでいることに負い目を感じることはなかった。

社会との繋がりがないこと。世の中の役に立つことをしていないと認識していること。無職だと捉えていること。そんな今の自分の状態が、負い目を感じさせたのだろう。負い目を感じ続けるのは辛いものだ。外に出れば、働く人ばかり目に入るわけだから、負い目を感じないために引きこもってしまう人たちの気持ちもわかる気がする。

会社とは「世の中と自分を繋げるもの」とも言える。無自覚であったけど、収入だけでなく世の中との繋がりも、会社に依存していたのだ。その会社に属さない今、自分で世の中との繋がりを作っていかなければならない。

まずは誰かの役に立つ

世の中との繋がりを作るためにも、まずは誰かの役に立つ。身近な人の、顔の見える人の役に立つ。少しずつ、でも確実に、世の中との繋がりをいくつも作っていこう。そんなことを考えている。