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【今週の気づき/138】困りごとが生まれる場

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最近のマイブームは、観光客の写真を撮ることである。

ぼくの住んでいるアパートは、松本城まで徒歩で20分くらいの散歩にちょうどいい距離にある。

春になり、暖かくなった土日の松本城は、たくさんの観光客でにぎわっている。松本城周辺では、どの人もスマホやデジカメでお城を撮影している。ひとりでお城にカメラを向けている人もいれば、お城を背景に複数人で撮影している人たちもいる。そうした観光客の中でも、誰かが撮影係となり集合写真のように撮影している人々か、自撮り棒を駆使して撮影している人に近づき、「撮りましょうか?」と声をかけるのだ。

観光名所での困りごと

観光客たちは、誰かに撮ってもらいたいけど、声をかけるのは悪いとためらっているのだろう。海外の方は特に、日本人に声をかけるのに躊躇するかもしれない。そういう人たちに自分から声をかける。多くの場合、こちらが思っている以上に喜んでくれる。需要と供給がマッチした瞬間なのだ。

別にいい人ぶっているわけではない。自分のためにやっていることである。いつか読んだ本の影響で、ぼくは一日3つ人に親切にするというノルマを自分に課している。そして親切にするということが、ビジネスにもきっとつながると思っている。

困りごとが発生する環境

「親切」を自分のノルマにしてから気づいたことだけど、いざ親切にしようと街に出ても、相手が何を求めているのかがわからなければ親切にしようがない。街を歩く人に「何か困りごとはないですか?」とはなかなか聞けない。しかし、観光名所という場所になると、相手の困りごとが見えやすくなる。撮影を求めていることがひと目で分かる。つまり、親切にするには環境が重要な要素なのだ。困りごとが発生する環境がそこにあり、それが外から見てもわかることが必要なのだ。

今回、写真を撮ることから得たビジネスのヒントは以下のとおりである。

  1. 困りごとが発生する環境であること → 全員で写っている写真を撮りたいけど撮れない
  2. 求めている人がひと目でわかること → 集団の誰かが撮影者になっている or 自撮りしている
  3. 需要に対して供給が足りてないこと →「撮りましょうか?」と声がけする人があまりいない
  4. 自分に解決する能力があること → 写真を撮るのは簡単
  5. アフターフォローで親密度アップ →「どこから来たんですか?」などと聞いてみる

最近受講している営業力アップの講座では「営業とは仲良くなること」と教わっている。仲良くなるには、相手のほんのちょっとした困りごとを解決してあげることが近道だ。相手の困りごとが発生しやすい環境で、その困りごとを自分が解決する。営業するには、まずは環境選びが大切になるのだろう。

人と会うこと

自分のスキルで解決できる困りごとが発生する環境はどこにあるのか。実際のビジネスとなるとその環境を探すのは簡単ではないけれど、手探りでも探していきますよ。そのためにも人と会うこと重点的にやっていきます。


今週のいちまい

長野県の有名人がいたので一緒に写真を撮ってもらいました。


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