【今週の気づき/145】その場でやるから片づく

今週は簡単に。

最近は家を空けることが増えた。ありがたいことにクライアントさんのもとに出張することもあれば、自ら人に会いに行くこともあるし、泊まりでセミナーに参加することもある。とにかく動いてみるということをしている。そうやって家を空けることが増えてくると、郵便物がたまるのである。

たまる郵便

宅配寿司や住宅販売のチラシ。水道料金や、家賃などのお知らせ。所属している団体からの会報。色々な郵便物がたまるのである。チラシなどはすぐに捨てるという判断ができるけど、封筒に入ったものや、とっておかなければいけないものは、とりあえずと机の上に置き、そのままの状態で放置される。処理しようとすればきっと10分くらいでできるのだけれど、その10分が重たいのだ。

きっと「時間がない」ということではない。SNSをダラダラと見ていることもあれば、ネットニュースをなんともなしに読んでいることだってある。やればすぐに終わるのだけど、疲れていたり、他に考えたいことがあったりと、手がつけられずにいる。「部屋の乱れは心の乱れ」というけれど、部屋と心の乱れは、こういった少しのきっかけで始まるのだろう。

たまるメルマガ

これと同じようなことがパソコンやスマホのなかでも起こっている。

メルマガを申し込んでみたけど、ぜんぜん開いていないもの。後で読もうと思ってそのままにしているもの。そういったメールがたまっていくのである。電子化された情報だから、実際に部屋が乱れているということはないのだけれど、どこか心がスッキリしない。メールの未読件数がたまっていることも、心の乱れに通じるものがあるのかもしれない。

心の乱れを少しでも少なくするためには、入ってくるものを制限する必要があるのだろう。「あとで読もう」は大抵の場合読まないので、すぐに読まなければその場で捨ててしまうのがいいのかもしれない。情報ばかり入ってくる現代では、「その場で処理する」、「その場でやらなければ捨てる」くらい、はっきりさせたほうが心安らかに生きられる気がするのだ。