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【今週の気づき/176】自分の価値は市場が教えてくれる

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ここ最近、停滞感があった。

昨年の9月ころから新規の案件はなく、継続していただけているお仕事は1件である。もちろんその間になにもやっていなかったわけではない。SNSから直接連絡した企業さんとは、まだ報酬は決まっていないものの、あるプロジェクトが進んでいる。

それでもこの数ヶ月は、それらの仕事を中心に進めており、新規の仕事はない状態である。

企業面談でわかったこと

この停滞感を打開すべく、この3月と4月は具体的に動いてみている。

営業すべく、求人サイトから企業にカジュアル面談を申し込んで実際に話を聞いてみたり、以前登録していた転職エージェントからのメールに返信して企業と面談してみたり、なにかの集まりがあれば参加してみたり、オンラインでもオフラインでも人と話せる機会があれば話してみる。

そのようにして、動いていた。

実際に動いて感じたことは、市場に求められる自分の役割や専門性についてである。

企業との面談をした際、先方の反応は思っていたよりもいい。自分の生い立ち、強みと弱み、これまでの経歴、フリーランスでの仕事。これらをプレゼン資料を用いて説明する。すると感触的にはとてもいいのである。相手企業が自分のなにに興味を持ってくれているのかがよくわかる。企業が求める自分の専門性とは、「光学エンジニア」の部分なのだ。

自分の価値は周りが教えてくれる

フリーランスとして独立してからというもの、光学では市場が小さくて仕事は得られないと思っていた。だから光学以外で自分の価値を探してきた。

独立後、目の前の人に求められることがあれば全部やってきたつもりである。プレゼン資料作成、コラム執筆、企業理念作成、プロジェクトマネジメント。もちろんこれらも自分の価値ではある。しかし価値としては弱いし、わかりにくい。実績も少ない。発注する側から見て、これらだけでは仕事をお願いしにくいのである。

企業と面談をするなかで、質問が来るのは前職での仕事内容についてである。どんな開発をしたのか、そこでどんな技術をつかっていたのか、光学に関する具体的な質問が多い。逆にフリーランスでの仕事内容に関しての質問はほとんどない。つまり、市場に求められているのは「光学」の部分なのである。フリーランスになったからといって、この専門性を捨てるのはもったいないのである。

ぼくにとって資料作り、執筆、情報まとめ、マネジメントは、付加価値にはなるけど、中心の価値にはならない。ぼくの中心となる価値は、現時点では「光学」なのである。

結局自分の価値を知るには、市場に聞くのが一番早いのである。

動けば動きだす

さて、自分が動けばものごとは動いていくものですね。この先、再就職になるかフリーランスを続けるかまだわからないけれど、この半年は転換期になりそうです。


\『プロジェクトマネジメント代行』やってます/

商品開発プロジェクトのマネジメントを代行します。開発プロジェクトに関わって15年以上の私が、言語化と見える化で共通理解を築き、プロジェクトを前に進めていきます。